別れ~麦秋~ [MUSIC]
ちょっと我ながら、情けない時期を送っておりました。
ご無沙汰しております、みやは相変わらず元気です。
「私は、無年金なんですよ。
だから、皆さんに辞められたら 私は首を括らなければならなくなります。
三味線収入だけが唯一の収入なんです。どうか辞めないでください。」
65歳になる津軽三味線の師匠が、なぜ唐突にそういう発言をしたのか?
最初は理解に苦しみました。
今にして思えば、それは アタシ自身のココロがすでに
師匠のもとから 離れてしまっていたから
それを師匠も気がついていらっしゃったから かも しれません。
もう、ここ1年。
他に津軽三味線を教えてくれる人がいないか?
ずいぶんと画策して、探し歩いているのは事実でした。
師匠はたしかに 三味線がうまい。
容姿も年齢をはるかに超えて かっこいいイケメンだし
音は荒削りな 猛々しいそれは激しい三味線を弾かれる男性で
誰もが振り返る 立ち止まるそんな三味線。
スパンコールのきらめく 派手な銀色のバックのようなもの。
ただ、聞きようによっては 耳障り。
なぜ、アヴォイド・ノートがあんなに出るアレンジなのか?
どうしても許せない音が、メロディが、師匠のアドリブにたくさん出現してくる。
違和感という不協和音は回を重ねる後とに 増幅されていく。
レッスンの開始時間はいつも15分から20分後れ。
昔やった曲だけのおさらいを30分以上にわたり、毎回やり続ける。
CDを持ち込んで、CDだけに私たち生徒を相手させて30分かせぐ。
新しい曲にいたっては、1年半も足踏み状態。
さらに新しい曲は毎週弾き方を変え、次週には前週の弾き方をまた塗りなおすだけで終了。
津軽三味線というのは、ひとつの曲でも、そのアレンジというのは多種多様にわたり
同じ曲でありながら、奏者が変わればまったく別の楽曲なりえるほど自由度が高い
音楽だと言えると思う。
アタシが今まで聞いた津軽は 「高橋竹山」と「上妻宏光」その二人だけ。
そして、師匠。おなじ「よされ節」でもこの3者で、3様なのだ。
だが、ヘンだ。
師匠は、いつもアドリブを教えようとすると混乱し、
どうかするとまったく別の曲と混同し、ワケがわからなくなる。
1年前に大病を患った師匠の混乱の度合いはどんどん激しくなる。
「みやさん、この後 どう弾きますかね?
弾いてみて くれませんかね?」
ここ数ヶ月はずっとこの調子で、いくら待っても思いだしてくださらない。
最後は、来週確認してきますからと 翌週に課題を回されるのだが
次週にはそんな約束すら お忘れになっていらっしゃる。
三味線など、こんな田舎であれば
そうそう弾いてる者はいるものではない。
どこかで、だれかに話はつながっていくもの。
うわさが うわさを呼び
流言とはよく言ったもので 悪い噂ほど その流れるスピードはいや増して
早いものだと思う。
ある楽器屋;三味線屋と 知り合う機会があった。
本当に音楽馬鹿とも思える三味線屋との会話は、それは何時間にもわたり
一生かかっても買えない、新車が一台買えるような三味線を弾かせてくれた。
その三味線屋が、アタシの師匠を知ると途端に顔を曇らせ、
「あの人は、インチキだ。ちゃんとした師匠をもつべきだ。」
勿論、ここに書いたように すべてはとんとん拍子にすすんだワケではない。
師匠から、”やめないでくれ”と懇願され
こちらからも「ならば、もっとちゃんとおしえてほしい」と懇願し、
だけど、それはかなわず
アタシは大声をあげ、師匠を怒鳴りつける場面もあったのだ。
師匠は、最後の日もまた 遅れてやってきた。
その日は、とうとう伴奏のCDすら 持ってくるのを忘れてしまったという。
もう、ここに居ても ただ ただ お金を毟り取られるだけ。
4月の最終週、2年半お世話になった教室を辞めました。
アタシが辞めることで、教室は崩壊。
全員が、一緒にその教室を辞めてしまいました。
今重蔵の弟子 というある先生を紹介され、
その方の前で 演奏するという機会にも恵まれました。
ですが、弾き終わってからのひとこと。
「その三味線、本当に弾かれてる地域にいって弾いたら、あなた恥をかくわよ。」
本当言うと、まだこの身の振り方が正しかったのか?
実は、まだまったくわかりません。
この世界は、恐ろしいほどせまく
どこかでだれかに必ずつながっていて
今、師匠として選ぼうとしている人は とっくに今重蔵に破門になった人物だ とも
やがては行き詰るウデのない人だ とも
さまざまな噂が飛び交い、一緒にやっていた仲間たちはみんな
もうひとつの巨大なグループに吸い込まれて行ってしまいました。
な~んだか、ものすごい歴史ある どろどろな世界感(^^;
あたしゃ~関係ないんですけどね?
もっと自由に弾けたら良い
良い音が出せれば すごく気持ちよいメロを奏でられたら
それだけで アタシは充分なのに。
でも、正直今回はへこみました。
2年半、積み重ねてきたアタシの三味線は完全否定されました。
かぜまでひいてしまい、さらには数年ぶりの喘息まで。ヤワになったもんだ。
また、一から 出直しをします。
”一段”からの弾きなおし、習いなおし です。
*皆様へ*
3週間にわたる無言状態、ほんとうにごめんなさい。
マジで、この20日あまり、いろんなことを考えては消し、考えては消し、
黒板に数式をいくつも書き連ねてるような状況でした。
仲間はみな大御所と呼ばれる教室に入りなおし、アタシだけがアウトローな師匠に。
さぁ、これは正しい選択なのか?
それは誰にもわからない事ではないかな・・・とか自分を納得させようとしてるアタシ。
数日前から、やっと写真も撮りはじめました。
これで、通常営業に戻れるかな?(^^;
ご無沙汰しております、みやは相変わらず元気です。
「私は、無年金なんですよ。
だから、皆さんに辞められたら 私は首を括らなければならなくなります。
三味線収入だけが唯一の収入なんです。どうか辞めないでください。」
65歳になる津軽三味線の師匠が、なぜ唐突にそういう発言をしたのか?
最初は理解に苦しみました。
今にして思えば、それは アタシ自身のココロがすでに
師匠のもとから 離れてしまっていたから
それを師匠も気がついていらっしゃったから かも しれません。
もう、ここ1年。
他に津軽三味線を教えてくれる人がいないか?
ずいぶんと画策して、探し歩いているのは事実でした。
師匠はたしかに 三味線がうまい。
容姿も年齢をはるかに超えて かっこいいイケメンだし
音は荒削りな 猛々しいそれは激しい三味線を弾かれる男性で
誰もが振り返る 立ち止まるそんな三味線。
スパンコールのきらめく 派手な銀色のバックのようなもの。
ただ、聞きようによっては 耳障り。
なぜ、アヴォイド・ノートがあんなに出るアレンジなのか?
どうしても許せない音が、メロディが、師匠のアドリブにたくさん出現してくる。
違和感という不協和音は回を重ねる後とに 増幅されていく。
レッスンの開始時間はいつも15分から20分後れ。
昔やった曲だけのおさらいを30分以上にわたり、毎回やり続ける。
CDを持ち込んで、CDだけに私たち生徒を相手させて30分かせぐ。
新しい曲にいたっては、1年半も足踏み状態。
さらに新しい曲は毎週弾き方を変え、次週には前週の弾き方をまた塗りなおすだけで終了。
津軽三味線というのは、ひとつの曲でも、そのアレンジというのは多種多様にわたり
同じ曲でありながら、奏者が変わればまったく別の楽曲なりえるほど自由度が高い
音楽だと言えると思う。
アタシが今まで聞いた津軽は 「高橋竹山」と「上妻宏光」その二人だけ。
そして、師匠。おなじ「よされ節」でもこの3者で、3様なのだ。
だが、ヘンだ。
師匠は、いつもアドリブを教えようとすると混乱し、
どうかするとまったく別の曲と混同し、ワケがわからなくなる。
1年前に大病を患った師匠の混乱の度合いはどんどん激しくなる。
「みやさん、この後 どう弾きますかね?
弾いてみて くれませんかね?」
ここ数ヶ月はずっとこの調子で、いくら待っても思いだしてくださらない。
最後は、来週確認してきますからと 翌週に課題を回されるのだが
次週にはそんな約束すら お忘れになっていらっしゃる。
三味線など、こんな田舎であれば
そうそう弾いてる者はいるものではない。
どこかで、だれかに話はつながっていくもの。
うわさが うわさを呼び
流言とはよく言ったもので 悪い噂ほど その流れるスピードはいや増して
早いものだと思う。
ある楽器屋;三味線屋と 知り合う機会があった。
本当に音楽馬鹿とも思える三味線屋との会話は、それは何時間にもわたり
一生かかっても買えない、新車が一台買えるような三味線を弾かせてくれた。
その三味線屋が、アタシの師匠を知ると途端に顔を曇らせ、
「あの人は、インチキだ。ちゃんとした師匠をもつべきだ。」
勿論、ここに書いたように すべてはとんとん拍子にすすんだワケではない。
師匠から、”やめないでくれ”と懇願され
こちらからも「ならば、もっとちゃんとおしえてほしい」と懇願し、
だけど、それはかなわず
アタシは大声をあげ、師匠を怒鳴りつける場面もあったのだ。
師匠は、最後の日もまた 遅れてやってきた。
その日は、とうとう伴奏のCDすら 持ってくるのを忘れてしまったという。
もう、ここに居ても ただ ただ お金を毟り取られるだけ。
4月の最終週、2年半お世話になった教室を辞めました。
アタシが辞めることで、教室は崩壊。
全員が、一緒にその教室を辞めてしまいました。
今重蔵の弟子 というある先生を紹介され、
その方の前で 演奏するという機会にも恵まれました。
ですが、弾き終わってからのひとこと。
「その三味線、本当に弾かれてる地域にいって弾いたら、あなた恥をかくわよ。」
本当言うと、まだこの身の振り方が正しかったのか?
実は、まだまったくわかりません。
この世界は、恐ろしいほどせまく
どこかでだれかに必ずつながっていて
今、師匠として選ぼうとしている人は とっくに今重蔵に破門になった人物だ とも
やがては行き詰るウデのない人だ とも
さまざまな噂が飛び交い、一緒にやっていた仲間たちはみんな
もうひとつの巨大なグループに吸い込まれて行ってしまいました。
な~んだか、ものすごい歴史ある どろどろな世界感(^^;
あたしゃ~関係ないんですけどね?
もっと自由に弾けたら良い
良い音が出せれば すごく気持ちよいメロを奏でられたら
それだけで アタシは充分なのに。
でも、正直今回はへこみました。
2年半、積み重ねてきたアタシの三味線は完全否定されました。
かぜまでひいてしまい、さらには数年ぶりの喘息まで。ヤワになったもんだ。
また、一から 出直しをします。
”一段”からの弾きなおし、習いなおし です。
*皆様へ*
3週間にわたる無言状態、ほんとうにごめんなさい。
マジで、この20日あまり、いろんなことを考えては消し、考えては消し、
黒板に数式をいくつも書き連ねてるような状況でした。
仲間はみな大御所と呼ばれる教室に入りなおし、アタシだけがアウトローな師匠に。
さぁ、これは正しい選択なのか?
それは誰にもわからない事ではないかな・・・とか自分を納得させようとしてるアタシ。
数日前から、やっと写真も撮りはじめました。
これで、通常営業に戻れるかな?(^^;
届かぬバレンタイン~with Whitney Huston~ [MUSIC]
冷たい雨。
これじゃあどこへも行けやしない。
せっかくの休日がふい。
ならば、
ならば、もんもんとして居たって何にもならない。
今時期、本来ならばチョコでしょう。
ですがアタシは、チョコが大の苦手。
・・・と言うよりもカカオが消化・吸収できない体質なようです。
食べると即効、トイレ行き(滅)
あ、これからは面白くない写真の羅列です。
お好きでない方はスルーなさって。
<外側、クッキー生地から>
レンジで1分、バター100gを溶かしておいて
今度は蓄冷剤で、下から冷やしながら混ぜる。
好みの硬さになるまで混ぜ続ける、ぐるぐる
そこへ砂糖60g投入。
しろっぽくなるまで、ひたすらぐるぐる。
泡たて器を使うのが普通だけど、どうしても
ベタベタにつくバターが許せないから、いつもの割り箸で(笑)
このまんまでもパンに塗って食べたいくらい。
すごく美味しそうって・・・そんなこと思うのはあたしだけか?
割りほぐした卵、投入。
さらにぐるぐるは続くのです。
愛する人を思ってなんて、微塵もかけらもなく
だんだん 格闘に近いちからワザの世界。
ふるいにかけた薄力粉200g、BP1/5投入。
これは5~6回に分けていれる、ダマ防止策なり。
しっとり、だけどサックリ混ぜて
ビニールに取って、急冷チルドで1時間休ませます。
<中に入れるフィリング作り>
クリームチーズを本当は250gなんだけど、たまたま売ってたのは200g。
ま、これでも良し(笑)
室温で戻してあるものを またまたひたすらぐるぐる。
サワークリーム100gも入れて またまたぐるぐる。
砂糖30g、卵黄2個分、レモン汁大匙1。
本当はレモンの皮の摩り下ろしがあればベストなんだけど
今回はなし。
別のボールに卵白をひたすら、ぐるぐると泡たて
角が立つまで、ぐるぐる。
あ、さすがにココは泡たて器、でも手で。
ハンドミキサーは使用せず。
この卵白にも砂糖を50g。
先ほどのレモン汁まで入れたフィリングへ、この卵白を投入。
泡を潰す容量で、や~っぱりぐるぐる。
冷蔵してた生地を 麺棒で伸ばし
18cmの底が抜けるタイプのケーキ型に敷き詰める。
空気穴も忘れずに。
先ほどのフィリングを入れて。
ケーキを焼けるオーブンは3台あるのですが、
もうどれも寿命で、焼きムラが出来るのは、間違いありません。
焼き時間の後半を下の2号機に入れて見ましょう。
160℃、1時間。
今日焼いていたのは『チーズケーキ』
バレンタインに届けたいけど、それは適わぬ夢。
人の夫にチョコを送るなんて と
それは嫌な思いをずっと思い続けていた 本妻の頃。
世の中から排除したいと思ってた 存在に自分がなろうとは・・・。
だから、バレンタインは届かぬ想い。
あなたに 届けたかった。
*Whitney Huston 急逝*
突然の訃報、Whitney 大好きでした。
『ボディ・ガード』は
DVDでも買って、何度も見たほど。
今日は朝からずっとWhitneyを聞きながらケーキを焼いていました。
あの結婚が無ければと どうしても思えてなりません。
今もWhitneyを 聞いています。
youtubeはどれも貼り付け禁止で、難しいようなので
よろしければ・・・・
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
練習と習慣 [MUSIC]
【練習】①学問または技芸などを練り習うこと
②一定の作業を反復して新しい習慣をつくること
【習慣】①後天的に身につけた行動方法で比較的固定して少ない努力で反復できるもの
②狭義的には特に知識に関係したものを記憶と呼んで、運動に関係したものだけを
習慣という
だめだ、どっちの言葉も当てはまってる様で当てはまっていない気がする。
実は、恥ずかしながら この年齢になるまで 完全にこの世界を避けて来ました。
そう『和装』の世界です。
母一人、娘一人の生活に こんな贅沢品を身につける、身につけたいと望むことは
母を苦しめることになる ずっとそう思い続けていました。
成人式自体を自分の思いをしっかり持つことで否定し、その当時はバンド活動=音楽という世界に逃げ込んでいました。
婚家先で、言われた言葉に愕然としました。
「着物も着れないの?女として恥ずかしくないの?」
夫の妹には進んでお茶の稽古、着付の稽古を施す姑。
妹の結婚式には、自分の着付だけに美容師さんをお願いしないとならないどこまで
冷たいんだろう?と泣けた日。
この家紋、夫の家の家紋にしなくて良かった。
母はきっと予感していたんでしょう。
母の家の家紋つきの色無地。
雷神の帯
母の破産を知った時、かなりアタシの為に仕立ててくれてた着物
全部手放したとばかり思っていました。
まだしつけのついたままの着物。
知らない間に、仕立ててくれていたのです。
このお正月に初めて見せてもらいました。
八掛が深緑、これは舞台に充分生かせそう。
帯はまだ封を切っていません。
道具は全部揃っています。(すべて母用とアタシ用の2セット)
恥ずかしながら、半襟の縫い付け方から母に教わります(1枚目の写真)
着付は残念ながら、先生がいません。
これがアタシの先生です。
自分で着なくては・・・・・
「和装」の世界に繋がるとは全く思わず初めた津軽三味線。
今年はいくつかの舞台に出るようにお師匠さんに言われたのがやはりこのお正月。
まさかの譜面台がこういう時に大助かり(笑)
今月に入っての休みは、天気と体調のせいもあり
ずっと着付けの稽古をしていました。
最初は2時間以上かかって それでもグチャグチャで
途方にくれてしまいました。
練習に使ったのは『さざんか』の訪問着。
出来れば普段着にウールの着物をどこかで手に入れて
日々のお稽古にも和装で津軽を弾けるようにならしておかないと。
(どこかで中古の着物を探さないと・・・って金かかるぅ~汗)
まったく別件なのですが
このCM、木村多江さんというこの女優さんのこのつぶやきと目に
ハート鷲掴みされてます。さらにはこの中のピアノ。
ショパンだよな?って思いながら・・・
かなり久しぶりの全音ピアノ・ピースを衝動買い(笑)
夜想曲9-2は、以前弾いてましたので(と言っても約30年前)
較べて見ると 今回買ったピースは500円、30年まえの9-2は100円。
もっとセンターに居る時にピース揃えておくべきでした。
それと9-1はレベル”E”。
アタシの技量は”C”程度ではないかな?と想像していましたら・・・
9-1も9-2も 今年買ったピースではレベル”E”。
30年前のピースではどちらの夜想曲もレベル”C”
どうも途中でレベル自体の見直しがされたみたいですね。
今持ってる過去のピースはどれもレベル”E”なのが
ほんのちょっと嬉しかったり・・でも、もう二十歳の頃みたいには弾けません。
変ロ短調、すでにフラット5個で神経麻痺しています(笑)
今月すでに十数回練習、やっとこ30分以内で着れるようになりました。(顔見えない
から良いよね?笑)
これが、【習慣】になるまで【練習】は続くのです。
②一定の作業を反復して新しい習慣をつくること
【習慣】①後天的に身につけた行動方法で比較的固定して少ない努力で反復できるもの
②狭義的には特に知識に関係したものを記憶と呼んで、運動に関係したものだけを
習慣という
だめだ、どっちの言葉も当てはまってる様で当てはまっていない気がする。
実は、恥ずかしながら この年齢になるまで 完全にこの世界を避けて来ました。
そう『和装』の世界です。
母一人、娘一人の生活に こんな贅沢品を身につける、身につけたいと望むことは
母を苦しめることになる ずっとそう思い続けていました。
成人式自体を自分の思いをしっかり持つことで否定し、その当時はバンド活動=音楽という世界に逃げ込んでいました。
婚家先で、言われた言葉に愕然としました。
「着物も着れないの?女として恥ずかしくないの?」
夫の妹には進んでお茶の稽古、着付の稽古を施す姑。
妹の結婚式には、自分の着付だけに美容師さんをお願いしないとならないどこまで
冷たいんだろう?と泣けた日。
この家紋、夫の家の家紋にしなくて良かった。
母はきっと予感していたんでしょう。
母の家の家紋つきの色無地。
雷神の帯
母の破産を知った時、かなりアタシの為に仕立ててくれてた着物
全部手放したとばかり思っていました。
まだしつけのついたままの着物。
知らない間に、仕立ててくれていたのです。
このお正月に初めて見せてもらいました。
八掛が深緑、これは舞台に充分生かせそう。
帯はまだ封を切っていません。
道具は全部揃っています。(すべて母用とアタシ用の2セット)
恥ずかしながら、半襟の縫い付け方から母に教わります(1枚目の写真)
着付は残念ながら、先生がいません。
これがアタシの先生です。
自分で着なくては・・・・・
「和装」の世界に繋がるとは全く思わず初めた津軽三味線。
今年はいくつかの舞台に出るようにお師匠さんに言われたのがやはりこのお正月。
まさかの譜面台がこういう時に大助かり(笑)
今月に入っての休みは、天気と体調のせいもあり
ずっと着付けの稽古をしていました。
最初は2時間以上かかって それでもグチャグチャで
途方にくれてしまいました。
練習に使ったのは『さざんか』の訪問着。
出来れば普段着にウールの着物をどこかで手に入れて
日々のお稽古にも和装で津軽を弾けるようにならしておかないと。
(どこかで中古の着物を探さないと・・・って金かかるぅ~汗)
まったく別件なのですが
このCM、木村多江さんというこの女優さんのこのつぶやきと目に
ハート鷲掴みされてます。さらにはこの中のピアノ。
ショパンだよな?って思いながら・・・
かなり久しぶりの全音ピアノ・ピースを衝動買い(笑)
夜想曲9-2は、以前弾いてましたので(と言っても約30年前)
較べて見ると 今回買ったピースは500円、30年まえの9-2は100円。
もっとセンターに居る時にピース揃えておくべきでした。
それと9-1はレベル”E”。
アタシの技量は”C”程度ではないかな?と想像していましたら・・・
9-1も9-2も 今年買ったピースではレベル”E”。
30年前のピースではどちらの夜想曲もレベル”C”
どうも途中でレベル自体の見直しがされたみたいですね。
今持ってる過去のピースはどれもレベル”E”なのが
ほんのちょっと嬉しかったり・・でも、もう二十歳の頃みたいには弾けません。
変ロ短調、すでにフラット5個で神経麻痺しています(笑)
今月すでに十数回練習、やっとこ30分以内で着れるようになりました。(顔見えない
から良いよね?笑)
これが、【習慣】になるまで【練習】は続くのです。